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私たちが普段口にするお米 コシヒカリ等色んなブランドがありますがご存知のようにこれは白米です。終戦後の食糧難のときには「銀シャリ」と呼ばれて貴重品でした。今は逆に米を食べて貰う為にあの手この手と国も知恵を絞ってますが。
さて日本の米作りは縄文時代にまでさかのぼります。日本人は米と共に歴史を紡いできたのです。米は元々中国から伝わってきたのですが、その当時の米がじつは赤米であり黒米なのです。それによりこれらの米は古代米と呼ばれます。
古代米は江戸時代まで栽培されていましたが残念ながら味や収穫量で優る白米にその座を奪われ今日に至ったわけです。
「博多あまおう」は
「赤い」のあ
「丸い」のま
「大きい」のお
「旨い」のう です。
従来の「とよのか」の後継として生まれたイチゴで、品質は名前の通り甘味が優れ、サイズが大きいのが特徴です。
また果汁を多く含み柔らかいので収穫やパック詰の時は特に注意が必要です。
ご存知ですか?
筑後地方では米、麦、大豆はもちろん様々な農産物を長年作っています。
いちご、ぶどう、梨、キウイなどのフルーツやトマト、なす、エノキなどの野菜それから花も全国へ出荷しており、また有明海でとれる魚介類も種類が豊富です。
筑後地方は温暖で天候には恵まれています。母なる自然に感謝!それでも日々の管理はデリケートで、子育ての大変さがわかります。
えとせとらでは今日の出来に満足せず、"明日はもっとおいしいものを"と頑張ってらっしゃるみなさんが作られた品をご紹介しております。皆様のお気に召しますように。
ところで古代米のその後ですが、これが意外と生命力がおう盛で雑草の如く今でもしぶとく生き残っているのです。それではと早速食べてみると、なるほど先人が白米を選んだ理由がわかります。ところが、放っておくのも勿体無いので白米に少し混ぜて炊いてみるとあら不思議、何とごはん全体がモチモチッとしてそして味に味がでるんです。表現がヘタで申し訳ないんですが、つまりごはんの味がふくらんでごはんが主役になるんです。その上、驚いたことに冷めても美味しいんです。
五色米は例えば五穀米と違って全てがお米です。赤米、黒米、緑米、紫米、剣先の長い白米の5種類です。この色は種皮の色で中身はいずれも白色です。つまり五色米は玄米でいただくんです。ですから5時間程水に浸けてから炊くと丁度良い仕上がりになります。用量は白米3合に大さじ2〜3杯を目安にお好みで加減してください。また成分は抗酸化物質のポリフェノールを含む黒米、タンニン系の赤い色素を持つ赤米、そしてビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富だそうです。
過ぎたるは及ばざるが如く適材適量で使えば思わぬ恩恵をもたらす五色米、そのバイタリティを是非いにしえに想いを馳せながら召し上がって下さい。
9月 ポットから定植されたイチゴの苗
ジャム作りの歴史は古く2000年前にさかのぼります。中東のサトウキビが豊富に採れる所では日常の食べ物でした。これが次第に広まっていったのはフルーツに含まれるビタミンをいつでも手軽に手に入れることが出来るからです。
また遠くからフルーツを運ぶのに現地でジャムに加工していました。それ故ジャムは船でも活躍します。ビタミンC不足による壊血病の防止の為です。
日本では海軍カレーが有名ですね。
筑後地方でイチゴの生産が始まったのは40年程前です。お父さんは美味しいイチゴをどうしたら作れるか研究し、お母さんは余ったイチゴはジャムにして食べたり近所に配っていました。当然味くらべになり、井戸端会議ではその作り方やイチゴそのものの味で盛り上がり販売はしていませんでしたがノウハウは蓄積されていたのです。そしてイチゴの品種は数々のヴァージョンアップを経て、こぼれる甘さと後味を引締める程よい酸味を持つ「博多あまおう」が完成しました。
ジャムは保存食ですから砂糖とレモンなどの酸味を加えます。博多あまおうの場合、今まで加えていた量をどこまで減らして形にするかが一番のポイントでした。あり余る個性を持つおてんば娘をいかにビンの中に閉じ込めるか?これにはいつもイチゴのそばにいて彼女を知り尽くしているからこそのなせる技でしょう。
博多あまおうの素顔そのままのいちごジャム是非一度お試し下さい。